弊所では経営計画の作成を推奨しております。

「計画書を作っても所詮机上の空論でしかないよ。」

「計画書を作る時間がないよ。」

「計画書を作るのが面倒くさいよ。」

などとお考えの方も多いでしょう。

日々の業務に忙殺されてしまい先のことを考える時間が取れない社長も多いと思います。

ですが、先を見据えることで

・現状なにをすべきか

・日々当たり前にやっている業務を効率化して未来に投資をする時間を作れないか

などを真剣に考えるきっかけになると考えます。

ここでは経営計画作成のメリットからポイントの概要を説明します。

 

■経営計画作成のメリット

〇紙に落とし込むことで頭の中の考えを整理できる

〇紙に落とし込むことで従業員や銀行員と認識を共有できる

〇数字に落とし込むことで問題点が浮かび上がる。(plan)

〇問題点を解消するにはどうすればいいか考えるきっかけになる(do)

○解消施策実行後の効果測定に使える（check)

○更なる改善案を探れる（action)
でPDCAサイクルをまわすきっかけになる

 

毎日数字ばかりを見ている私のような税理士でも紙に落とし込んでみないと考えが整理されません。

印刷した紙に書き込みながら施策を練ることで日々新しい発見があります。

私自身も最低四半期に一回は 経営計画を見直してPDCAを回しております。

■経営計画で作成する書類

・経営目標

・数値計画

・販売計画、損益計画、資金繰り計画

・行動目標

販売計画を達成するために具体的になにをするかのアクションプラン

■経営計画作成のポイント

・損益計画は売上目標から作らない 以下の観点で作成する。

・粗利をいくらにするか。

・役員報酬をいくらとりたいか

・最終利益をいくらにするか

・借金を減らすためにはいくらの利益が必要か