創業融資のポイント：創業に対してどれだけ準備をしてきたか

創業融資は創業計画書や融資面談内容をもとに融資可否の判断を行います。

創業計画書や融資面談を通じて審査担当者が最もチェックをしたいことは、『創業に対してどれだけ準備をしてきたか』です。準備をしてきたかのチェックポイントは以下の通りです。

▼創業準備をアピールするためのポイント

　審査担当者は急に思い立った創業ではなく、計画的な創業を好みます。

例えば1年前から準備をしてきて準備が整ってから創業するなどのパターンがベストです。

創業に対する準備をアピールするためのチェックポイントとしては以下の通りです。

１.自己資金の蓄積性

自己資金の蓄積性を確認するために、通帳をつぶさに確認して、自己資金をしっかり貯めてきたかを確認します。

具体的には創業以前半年間の通帳を確認されます。

創業に対してどれだけ準備をしたか≒自己資金を用意したかを確認

２.見積書をしっかりとっているか

　設備などの見積書をしっかりとっていると準備を進めており、本気で事業を立ち上げる気があると評価されプラス要素になります。

３.創業者の計数感覚はあるか

　金融機関は数字で判断することが商売ですので創業者が数字に強いかを会話の節々から確認をしています。

　例えば、飲食店月商200万円の内訳としてざっくりと

　ランチ　客単価1000円×20席×1回転×25日＝50万円

　ディナー　客単価3700円×20席×0.8回転×25日＝148万円

などと説明ができるかをみています。

　上記のような細かい内訳の説明なしに単に月商200万円目標とだけ説明しても信ぴょう性が薄いと考えられます。

創業融資に対してどれだけ準備をしてきたかのチェックポイントは以上です。

なにかご不明点がございましたら創業融資累計7億円調達の千代田区神田、磯崎宏司税理士事務所にお気軽にお問い合わせください。