創業融資の面談時に創業する事業の事業経験があるかを聞かれます。
一般的には創業する事業で3年以上の事業経験があることが望ましいとされております。
日本政策金融公庫では同じ業種に通算して6年以上お勤めの場合に「雇用創出等の要件」を満たし申込要件が少し緩和されます。
事業経験のアピールとしてお勧めしているのが『転職活動用の職務経歴書』を作成し持参することです。
創業融資の面談は同業種への転職活動の面談と似た要素があります。
転職活動の面接では以下のような自己アピールをする場合が多いと思います。
『私は~~の業務の経験が豊富です。業務の経験を~~のように活かし、御社に貢献ができます。』
転職活動の場合は自分が転職をするといかに転職先の会社に貢献ができるかのアピールをすることになりますが、創業融資の場合は以下のような自己アピールになります。
『私は~~の業務の経験が豊富です。業務の経験を~~のように活かし、創業した事業が成功します。
(≒借りたお金は事業の儲けのなかから問題なく返済することができます)』
転職の場合は、自分を採用すれば御社の利益に貢献ができる、
創業融資の場合は、自分に金を貸せば利益を出して、借りたお金に利子をつけてしっかり返せる。
ことのアピールをします。
両方ともほぼ同じような要素です。そのため、創業融資の面談と転職活動の面接は同じようなアピールをすることが有効です。
職務経歴書は下記のような簡単なフォーマット1-2枚程度で十分です。
職務経歴書に記載すべき内容は、
・どこの会社で
・どのような仕事をしていて
・創業する事業にどうやって活かすか?
という点です。
職務経歴書は自分の経験を自己アピールできる貴重な書類です!
例えば下記のようなアピールをすると効果的です。
・社内で営業成績が上位に入り表彰を受けた
・担当売上を前任よりいくら増やした
・お客様満足度が店舗1高かった。
・指名客が100人いる。
・見込み顧客の名刺を1000枚持っている
・〇〇の技術なら誰にも負けない
・店長として、店舗予算、シフト管理をした経験がある。
・エリアマネージャーとして複数店舗を統括していた。
・新聞、雑誌、インターネットメディアなどで取材された経験がある。
営業成績上位に入った際の表彰状や社内報の記事など、マスコミ掲載記事が手元にあれば、それを持参するのもアピールにつながります。
他には見込み客リストを作成し面談当日にお見せすることも有効です。
また、面談時には口頭で具体的な業務の流れや業界の裏話的な話まですることができれば、面談担当者にたいし創業後の事業運営も問題なくこなすことができそうだという安心感を与えることができ融資の可決可能性があがるのではないかと考えます。
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