創業融資のポイント:金融機関の心理

融資申請も交渉事であるため、交渉相手の心理分析は重要であると思います。

貸し手側である金融機関の心理は以下の三点が考えられます。

 

〇金融機関の心理

・金を貸して金利で食っているので、金を貸さないと商売にならない

・貸し倒れになると損失を取り戻すために時間がかかる

・回収見込みが高い客に貸したい

 

創業融資が未回収になった場合の金融機関の損失

・無担保で1000万円を年利2%で貸した債権が回収できなかった場合、他の取引先にいくら貸せば損失を取り戻せるか

→単純計算で5億円を年利2%で1年間貸すか、1000万円を年利2%で50年間貸すことが必要。

50件に1件回収できなかった場合に銀行のもうけが吹き飛びます。

もちろん、振込手数料など融資先から金利以外の収入もあるため完全にこの通りになるわけではありませんが、

このことからも融資判断が慎重になることがわかります。

 

 

 

〇期日通りにキッチリ返してくれる会社に貸したい

期日通りに返せるかどうかの判断基準

・公共料金を遅れずに払っているか 

・住民税、固定資産税など払うべき個人の税金を期日通りに払っているか

(なぜか、国民健康保険や国民年金については確認されないことが多いですが)

・個人信用情報の取得

2ヶ月以上延滞など事故情報があると厳しい

 

また、最新24回分の取引を期日通り払っているかを全てデータ化されている。

 

最新24回のうち、複数回の遅れがあるとネガティブな印象を与える

 

融資をする側の金融機関の心理は以上です。

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